ダイエットといえばセルライト!ってくらいの代名詞ですよね?
ですが、セルライトににも種類があり、痩せていてもセルライトはついています。

セルライトに対して知識を深めていくと、ダイエットをしていない人もホームケアの必要性を感じて頂けると思いますので、今回はセルライトについてお伝えしていきたいと思います!

 

 

セルライトとは

造語なんですね。

いろいろ説はあって、細胞を意味する「cellule」と鉱物を意味する「ite」がくっついたといわれたり、炎症した細胞という「cell」「light」で考えられている場合もあります。

いずれにしても、結局はセルライト自体は水分と老廃物を含んだ脂肪の塊です。二の腕や下腹部、太もも、お尻などによくみられる、オレンジの皮のような凸凹とした状態です。

セルライトが出来てしまう原因はストレスや運動不足、肥満などが挙げられます。

皮下組織の脂肪細胞が肥大化して、毛細血管やリンパ管が圧迫され組織に水分や老廃物が詰まり始めます。

水分や老廃物が溜まってしまうことで脂肪細胞の周りに

太く硬いコラーゲン繊維が増殖し、脂肪細胞と老廃物を包み込み、
肌はデコボコ状に変化していきます。これがセルライトです。

セルライトの主な原因は?

  1. 循環不足であるということ・・・血液循環、リンパの流れがわるくスムーズに働かずに脂肪や老廃物が滞ってしまい流れが悪くなっている状態であると言われている。
  2. 運動不足・・・静脈やリンパの流れが滞り老廃物が溜まっている状態。脂肪も燃焼されにくく脂肪細胞が肥大化している状態。(一般的にこの原因が広く知れ渡っているので運動を推奨される)
  3. 便秘・・・老廃物が腸内の毛細血管に吸収されて、汚れた血液が全身をめぐっている状態
  4. 骨盤のゆがみ・・・下半身のリンパや血流が悪く、むくみやセルライトが形成されやすい状態
  5. 水分不足・・・体内で発生する老廃物をスムーズに排泄するためには、1日2~3リットルの水分が必要(水は2リットルでOK。水分なのでその他含みます)
  6. 女性ホルモン→特に黄体ホルモンは、水分の停滞やむくみを発生しやすく、セルライトが形成されやすい(女性ホルモンが過剰な人はセルライトができやすいといわれる
  7. 塩分→周りの汚れた水分と体内の老廃物を同時に引き寄せセルライトを悪化させている状態

女性ホルモンで蓄積しやすくなるセルライトに関して、生理周期を利用して、セルライトをためこまないようにする意識も必要です。

別の記事にもまとめてありますので、良かったらご参考にしてみて下さい。

生理とダイエットの関係

セルライトも種類がある

セルライトにはタイプがいろいろあって、代表的なものが4つあり、硬くて厚いセルライト、小さくて薄いセルライト、水分過多のセルライト、脂肪過多のセルライトと呼ばれるものがあります。

それぞれの特徴は

硬く厚いセルライトは・・・筋肉質タイプで、硬く固まっているので筋肉と勘違いしている方が多いのが特徴。触って冷たいですし、触っても動きのない肉付きであって、軽くつまんだだけでデコボコした塊が出る、太ももの後ろ側にデコボコした状態が目で確認できる、毛細血管が老廃物で圧迫され表皮にちぎれた状態で現れやすい、ストレッチマークが現れやすいのも特徴です。

小さく薄いセルライトは・・・痩せて細くて華奢タイプで筋肉、骨格が細く、太ももに隙間があり開いている(O脚気味)、局部的に小さいセルライトが現れる、皮膚全体が薄くつまむと皮が伸びる、循環不足からの冷えから肌のムラが目立ちやすい、生理痛が重い人が多い、セルライトは小さいが冷えが溜まっているので、一見セルライトとは判断しにくいですが、コラーゲンが固まって皮下組織に弾力性がなくなっているので、セルライトと判断していきます。

水分が多いセルライトは・・・体つきが丸みを帯びており、全体に柔らかいタイプ。横になったりすると皮膚が伸びるので、皮膚がどのように動きます。過剰な水分を留めやすく、静脈が詰まりやすく、静脈瘤になりやすい。セルライトの周りに水分があるので、汗をかきやすいのも特徴。

脂肪が多いセルライト・・・日本人に一番多いタイプといわれる。皮下脂肪が厚いタイプで、セルライトの凹凸は表れにくい(つまんでも痛くない)、みぞおちがわかりにくく、みぞおちから腹全体が厚く盛り上がっている、血液循環滞留により膨張した血管が、ふくらはぎにでき、静脈瘤になりやすい。脂肪細胞の中に中性脂肪が増え、メタボなどになりやすいのが特徴。

 

それぞれのケア

セルライトにも何種類かあり、それぞれのセルライトで撃退方法が変わってきます。なので、セルライトのタイプを知って、効果的にケアすることがおすすめです。

硬く厚いセルライトの方は・・・血液循環を促進させる。老廃物を解きほぐすために、痛くないマッサージを施す。硬くなったセルライトなのでまずは柔らかくすることから始まります。

薄く小さいセルライトの方は・・・実は硬く厚いセルライトのヒトと同じケアです。

水分が多いセルライトの方は・・・体内に過剰に蓄積された水分の排泄を促進させる。腎臓、膀胱系に働きかけ水分排泄を高める。利尿、発汗を促進し、太くむくんだ足を引き締める。

脂肪が多いセルライトの方は・・・つまりの多い血管を流しながら引き締めるためのマッサージをして、血液循環を促進させる。

細胞内に蓄積された過剰な脂肪のバランスを整えるために、ハーブの成分により脂肪を分解させるのが効果的です。

アロマとハーブについて

まとめ

セルライトの種類をしって、自分はどのようなセルライトの種類であるかを知ることで、ケアの方法も変わってきます。最近は脂肪過多セルライトと硬いセルライトが混合しているタイプが多いと感じます。

となると、更にケアのハードルも上がってきますので、是非マッサージによる効果も大切ですので、マッサージを受けて老廃物を解きほぐし、セルライトを除去したいですね。そして、セルライトの原因になる要素も改善し、新たなセルライトを作らないように、生活習慣も改善していくことが効果的ですので、是非参考にしてみてください!