蝶形骨ってあまりなじみのない言葉かもしれません。

ですが、この蝶形骨!

実は身体の不調の改善を握るカギともなる大きな存在なのです。

今回は蝶形骨についてお伝えしていきます。

 

蝶形骨とは

頭蓋骨の中央に位置していて、脳下垂体をすっぽりと覆っている骨です。

その骨の形が蝶の形に似ていることから蝶形骨と名付けられているそうです。

ちなみにこの蝶形骨と仙骨はセラミックなどの代替品が効かない程、精密な働きをしているとも言われています。

そして、蝶形骨と仙骨は中枢神経を介して互いに連動しあって身体のバランスを支えているのです。

つまり、仙骨が歪むのも、蝶形骨の動きが鈍いためだと考えられているのです。

スマホによる姿勢の悪さも

スマホにより、手や目を酷使することで、蝶形骨が動かなくなってくることで、首にロックがかかってしまいます。

そうなってくると、仙骨にも影響してくるので姿勢がどんどん悪くなっていってしまいます。

蝶形骨の動きが止まってしまうことで、身体全身の血流も悪くなってしまいます。

なぜなら、脳下垂体を覆い、脳下垂体からの指令も受ける役割も果たしているからなのです。

つまり、蝶形骨が緩まなければ、自律神経が整えられなくなってしまうということです。

自律神経については別の記事でもご紹介していますので、よかったら参考にしてみて下さい

自律神経こそが全て!

蝶形骨を動かすには

簡単な方法としては耳を引っ張ります。

でも、これは本当に簡易的な解消法であって、長期スパンではないですけどね。

ただ、蝶形骨が動かなくなっている状態でのテコ入れ作業としては効果的です。

実際、蝶形骨を動かしていく作業はもう少し複雑で、日ごろの動作なども関係してきます。

特に目の動かし方はポイントだとも言われているので、同じ目の動きをしているからスマホによる首のロックがかかってしまうのでしょう。

なので、最初のうちは定期的に耳を引っ張るなどで刺激を与えながら、目の動作を変えることを意識していきます。

お顔のたるみや法令線にも

頭蓋骨はいくつもの骨が重なりあって出来ています。

なので、常に少しずつずれています。

そして、だんだん、緩んでいくことで、お肌のたるみや法令線が深くなってくる状態が生まれてきます。

顎関節症の方なども、蝶形骨が動いていないことが原因の一つとして考えられます。

蝶形骨が動かないことで、側頭筋や咬筋の筋力が衰えていくと言われています。

自律神経にはとにかく蝶形骨

蝶形骨が動くようになることで、側頭筋や咬筋の動きが良くなることで、顎が緩みます。

顎がゆるむことで首への負担が一気に軽減され、肩の力が抜けるようになってきます。

首や肩の力が抜けることで、三半規管も良くなるので、身体のバランスが整い身体の中の動きは連動し、常に微弱のバイブレーションを起こし神経をうまく伝達できるようにしていくことが出来るのです。

体幹を鍛えるとはつまりこのことを指しています!

フェイシャルのエステがおすすめな理由

ダイエットであれ、肩こり、腰痛、冷え性などの身体のお悩みに一番効果的なものがフェイシャルのエステだと私は考えています。

もちろん、それだけではないのですが、とにかく蝶形骨が動きやすいようになる!と思います。

もちろん、テクニックなどは人それぞれありますが、フェイシャルは基本触られているだけで、身体がリラックスするので、蝶形骨が動きやすい環境を作り出すことが出来るのです。

耳つぼなども流行りましたが、その連動による効果だと私はとらえています。

朝起きて目が痛い

目が痛いなどの症状の人は蝶形骨が動いていない状態かもしれません。

蝶形骨を動かすためには目の動きを変えることが必要なので、逆に目が痛いということは蝶形骨が動かず目に負担をかけている状態なので、蝶形骨を動かせるように、耳を引っ張ったり、目を動かす意識をすることで、改善しやすくなると考えます。

蝶形骨が動くようになると、こめかみや頭皮が柔らかくなることで、薄毛や白髪などのケアにも効果が高まりやすくなります。

後頭リンパ節のつまり

 

後頭部に大きなリンパ節があります。

これは首の動きを悪くしたり、肩こりや、フェイスラインのたるみなどを引き起こす原因になります。

リンパ節に老廃物がたまることで、血流が悪くなります。

蝶形骨が動かず、お顔周りの筋肉が硬直することで、お顔の血流もわるくなるので、蝶形骨を動かすことはエイジングケアにおいては急務だと考えられます。

ですが、ただ目の動きを変えたり、耳をひっぱっていても状況は変わりませんので、自律神経が整いやすくするように、

アロマを使ったり、腸の働きを促すようにケアしていくことも当然必要になります。

蝶形骨と仙骨はあくまで対の関係なので、片方をよくしたらもう片方もケアをしなくては効果が発揮しにくいということです。

まとめ

理論的には蝶形骨を動かすことで、自律神経を改善しやすくなりますが、実際はそれほど簡単なことではありません。

ですが、知っていることで身体のケアの役に立つことは多々ありますので、耳を引っ張ってみたり、目の使い方を変えるなどの小さなアクションがきっかけになるかもしれません。

是非、少しずつ意識してみて下さいね!