私自身もそうですが、ストレスって正直どこまでを指すのか不明ですよね?

「これくらいはストレスにもならない・・・」

と思ったり、

「ストレスなんか感じない」

と言われる方もいらっしゃいますが。

それはちょっと危険信号です!

今回は気づかないストレスについてお伝えします!

 

急な体重の変動

半年で3キロ以上増えてしまったり、逆に痩せてしまったりもそうですが、急な体重の増減もまたストレスだと言われています。

人間の身体には恒常性というものがあり、身体の状態を一定に保つ機能がそなわっているのですが、ストレスなどで自律神経が乱れることによって、その恒常性がバランスを崩し、過度な体重の増減をさせてしまいます。

急な体重の増減があれば、ストレスがかかっていることを意識して、生活習慣リズムを変えたり、食生活を見直すようにしてみてくださいね。

深刻な病気にかかってしまう前に、そういったサインは必ず受け止めなくてはなりません。

お腹の調子も気にする

ストレスは腸にダイレクトに響いてきます。便秘や下痢の症状などはストレスに起因することが多いです。

ちなみに、下痢と便秘を繰り返すのはストレスと言われています。

あと、便のにおい。ストレスによって悪玉菌が増えるので、

便のにおいやガスのにおいが臭くなるのも特徴です。

においが臭いと感じた時は腸内環境が悪いんだな・・・。という認識をもって、生活習慣や食生活なども整えるように意識する必要があります。

腸内環境が悪くなっている場合は体内リズムを整えることを意識することも大切だと思います。

体内リズムとは午前4時から正午までを排泄の時間。正午から20時までを栄養の補給と消化の時間、20時から午前4時までを吸収と代謝の時間となっています。

この時間に合わせたスタイルで食事をとることも腸内環境を整えるためには効果的です。

人間の身体の機能を自然の方向へ促すこともストレスの軽減に役立ちます。

鼻血などの出血

鼻血もそうですが、何もないのに、急に大量な出血があるのはとても危険です。

身体がオーバーヒートしていることを伝えてきています。

粘膜が弱っているという状態は細胞の新陳代謝が悪くなっている状態ですし、食事もたんぱく質がしっかりと摂取できていない状態も考えられます。

なので、出血に関しては脳がストレスを感じていなくても、

身体が感じているということを認識して、しっかり休むようにしてください。

もちろん、自律神経の乱れも関係しています。

女性の場合の不正出血も自律神経の乱れから始まっています。

ストレスというものは自律神経の乱れとも大きく関係してきているので、自律神経を整えることも意識すると、ストレスの軽減に役立ちます。

自律神経については別の記事も良かったら参考になさってくださいね。

自律神経こそが全て!

ストレスを感じるのと身体に出るのは時間差がある

例えば対人関係のストレスあったとしても、いやだな~と思っている時というのは、あまり身体が反応しません。

それはもう脳が十分に嫌だということを認識しているからなのです。

ですが、怖いのがストレスを感じたことは、1,2週間後に身体に現れてきます。

これは私がエステティシャンだからはっきりと言えるのですが、基本的に1週間に1回お客様の身体を触れているので、ある時にものすごく変化が起きていることがはっきりわかります。

もちろん、悪い方向でです。

たった1週間のうちに何があったのか?と思うほど状態が下がってしまっているのですが、理由を聞くと、実は2週間以上前の事だったりすることが判明するのです。

つまり、ストレスの最中は意外に身体にそれほど状態は響いていないのです。ただ、いつもよりも交感神経が高いかな?という精神状況には気が付きますが、それはよくあるお話しなので、それほど気にならないのですが、身体については驚くほど疲弊した状態が出ています。

ですが、当の本人は精神的なストレスのピークが過ぎているので、身体がそれほど状態が悪いということを聞いて驚いているといった状況です。

なので、身体から何かサインが出ている場合は感じていなくてもきちんといたわってあげなくてはならないのです。

予防策としては

ダイエットにも使えることなのですが、結局気づかないという状況を作らせないことが大切です。

人間の身体は季節が変わったりすることでもストレスを感じ、些細な変化は繰り返しています。

ですが、些細な変化も続くようなら気が付かなくてはなりません。

習慣が変わってきているということです。

例えば、これまであまり食べなかったものを急に欲したりすることなども割と危険です。

そのあと、欲する頻度が高くなるようでしたら、生活リズムの崩れなどを見直すべきです。

好むものの頻度が多い状態は身体からストレスのサインが出ていますので、まずは食べるもので発散せずに白湯を飲むなどして空腹や身体の状態をリセット出来るようにします。

少しでも、最近○○ばかり食べたくなる・・・。というのが起きて来たら、身体が今までよりもストレスを感じているのだな。と認識して、体内リズムを見直し20時以降の飲食は避けるように意識するといいと思います。

まとめ

風邪などもそうですが、あらかじめ身体の変化の情報が入っていることで、早く寝るなどして対策を講じることが出来ます。

本来は五感がしっかりと働いていれば身体が勝手に対策を講じてくれるのですが、ストレスが多いと五感も鈍くなってしまうので、食べ過ぎてしまいがちであったり、飲み過ぎてしまうときは少し意識をして、お水をたくさん飲むようにしたり、ファスティングをするなどで、身体をリセットする環境に促すことも大切です。

知ってみると、身体をコントロールすることも楽しくなってきますので、自分の行動を観察してみることも必要ですよ!