太った時というのは、ただ単に内臓に脂肪がついたり、体重が増えているのではありません。

過去に一度「太れるだけまし」と私に言った方がいました。

私にとって、答えることのできない発言でした。

私も太っていた時期がありましたが、太る=異常だと思いました。

太っているということは恒常機能の働きが悪くなっているということです。

なので、その現実をしっかりと受け止める必要はあります。

今回は太っていることで身体におきている弊害についてお伝えしていきます。

 

身体の働きが正常ではない

たべすぎ、飲み過ぎ!と言いますが、本来安定的な思考であったりバランスの取れている状態であれば、食べ過ぎたり、飲み過ぎることはない!と言ってもいいと思います。

食べ過ぎ!となる場合は旅行であったり、バイキングなどに行くなど、非日常的であるか、食べ過ぎるための場所に行くことであると思います。

ですが、毎日食べ過ぎている・・・。という状態は明らかに異常なのです。

そこを自覚することでも身体を変えていくことの第一歩にもなります。

飲み過ぎの場合

ちょっとした発見はありました。飲み過ぎるのは明らかに身体がアルコールへの依存的な傾きをしているせいです。

アルコールの場合、自分の意志ではなかなかコントロールしにくいものです。

私は体質改善のためにアロマをおすすめしますが、アルコールも別の意味でいうと、かなりの無意識のコントロールがなされてしまう逸材です。

アルコールの場合は付き合い方次第で、よくもなり、悪くもなるという感じはします。

毎日でも1杯ならば健康促進的な効果はあります!

ただ、1杯で済まされないのがお酒の魔力でもあり、逆に1杯から身体がなじんで来るのもあるので、お酒は飲み方が難しい嗜好品であると感じます。

なので、好きな方は3日に1回のペースの方が健康的ではあるといわれていますので、毎日1杯だけか、3日空けるかのどちらかのコントロールをするとよいかもしれません。

たべものは種類を増やす

私がこれまでダイエットの指導をしていて思うのが、やっぱり食べ物の偏りがあると、太りやすい傾向にあるのかな?というイメージです。

正直、日本食がいいとよく言われていますが、そこはあまり問題ではないと思います。

食べているものの種類が多ければ多いほど、脳に与える刺激が多いので活性化しやすくなります。

私が実際に経験して思ったことは、食べているものの種類を増やすことがしやすいのは野菜を多く取ることでした。

野菜は種類がたくさんあるので、いろいろなものが食べられます。

そして、たんぱく質に肉や魚などくわえ、大豆類なども含めていくと、バラエティに富んだ食卓にはなります。

現代人の食生活には中華料理はダイエットにも体質改善にも効果が高いと考えています。

おすすめの料理なども以前の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

ダイエットにおすすめな料理

野菜の成分は鎮静効果が高い

食べる物の種類を増やすことでメリットはたくさん生まれます。

特に野菜を多く取るようになると、野菜にはポリフェノールがたくさんふくまれるので、抗酸化作用や鎮静効果さらに脂肪分解効果も期待できます。

逆に小麦粉系の物を多く食べることによって、血管収縮が起きたり、血圧が上がりやすくなるなど、目に見えない弊害が起きています。

だからと言って、野菜ばかり食べることが正解ではないので、バランスよく!というのが一番の課題になります。

小麦粉系のダイエットについては以前の記事を良かったら参考にしてみて下さい

グルテンフリーダイエット

日本食が良いと言われている理由の一つに料理にたくさんの野菜が使われることと、大豆製品が多く含まれていることにあると思います。

ただ、日本食は味が一辺倒になってしまうので、働く現代人にとってボリューム感が少し足りないかな。という印象があります。

調味料を上手く使うことで、和食もうまくアレンジすることも出来ると思いますので、薬味を活用することがおすすめです。

身体に必要な栄養素をとる

ダイエットに必要な条件は割とシンプルなことばかりなんですね。

食べ過ぎなら食べ過ぎない。ということも、もちろん大切です。

食べ過ぎないようにするには?

意識的に食事の量を減らすよりも、食べる種類を多くすること!

の方がダイエットに成功するための必勝法です。

つまり、身体に必要な栄養素が無くなってしまったために、身体の働きが低下していると考える方が正解なのです。

身体に必要な栄養が足りない上に、食べる物を、身体が減らしてしまうとさらに飢餓状態になるので、循環機能が衰えてしまいます。

そのあと、またもとの食生活に戻ればリバウンドするだけです。

ダイエット中に必要なことは食べる種類を増やして身体に栄養素を与えることが成功の秘訣となるのです!

食べる量を増やすのではなく、種類を増やす!ということになります!

まとめ

太っている状態というのは、身体の循環機能が明らかに衰えているということです。

太っていなくても、身体が硬い方もそういった傾向が見受けられます。

食べる物が偏ることで、当然思考能力も偏ってしまいます。

偏った考えがあることで、無理をしたり、疲れたりも感じるようになってしまいます。

疲れがとれない、なかなか痩せられないという傾向にあってなやまれているのなら、まずは食べる物の種類を増やしてみて下さい。3か月くらいで効果を感じられるようになると思いますよ!