最近ではお医者さんも結構ダイエットについていろいろ提言してくれています。

少し前は医者の不養生なんて言葉もありましたが・・・。

がん専門のお医者さんは特にダイエットと癌発症についてを結び付けられている方が多いです。

今回はお医者さん目線でのダイエットについてのご紹介です。

 

データによる症例

お医者さんによるダイエット指導は基本病気予防のためのものなので、食べ物の有害率や成分についても細かく教えて頂けますし、研究データなども載せてくださるので、信頼度は増します。

野菜一つにおいても細かいデータを記してくれます。

例えばパセリだったとして、30gのパセリはビタミンK(血液凝固や骨の健康に必要)が1日必要量(RDI)547%、抗酸化ビタミンのビタミンA108%、Cが53%含まれている。など、数字的なデータをしっかりと出してくれています。

その上で、抗酸化物質が含まることや、パセリに含まれるフラボノイドが抗がん効果があること、その他パセリに含まれる成分が、目の衰えや、心臓疾患の予防、腸内の病原菌繁殖を抑えてくれるなどの成分効果についても教えてくれています。

こういった、詳しいデータを提示されると説得力があるので、行動につながる伝え方であると思います。

 

あくまでも教科書

ただ、こういった、データを集めたら痩せられるか?

答えはNOです。

基本的になにが良くなくて、これがいいということを知ればいいわけでもありません。

難しいのはさじ加減です。

糖質制限ダイエットにしても、極端な糖質カットは良くありません。糖質も体内に必要な栄養素です。なので、無理をして控えてもバランスが悪くなり、体そのものがストレスを感じるようになってしまうので、バランスを考えた方が効率的かつ効果的になります。

 

頭でっかちはダイエットを遠ざける

これまで、お仕事柄いろいろな方を担当してみて思ったのは、ダイエットであれ、体質改善であれ、こうすればいい!と思い込んでいくのは良くないと考えます。

知っていることは大切ですが、知っていることに満足する傾向にもあるので、あまり知り過ぎる必要もありません。かえって惑わされることが増えてしまいます。

「○○が身体によくなくて、○○の方を食べていたらいい」という短絡的な思考ですと、結局はバランスも悪くなりますし、何より身体にとって、ストレスを与えるようなものなので、食べ物というよりは柔軟性をもって対処すると、ダイエットは成功しやすいと考えます。

考え方次第なのですが、お寿司を食べたい!お寿司は太るから代わりになるものを何か食べたい!と考えていくと、「お刺身を家で食べよう!」などの選択になるのですが、こうやって代わりの物を探す作業が楽しくなってくることのが大切なのです。

ダイエットは好んでやるべき

例えばお医者さんがパセリがいいといいました。

だからパセリをたくさん買ってきて食べる。

これは絶対続きません。

こういった情報を自分のものにしていくためにはまず、どうやったら飽きずに食べられるかを知ることが大切なのです。

なので、パセリが良い→あまり好きではない→おいしく食べられる方法を調べる→料理のレパートリーが増える。

など、一つの情報を広げることによってダイエットはより効果的にできるようになるのです。

これを身につけると、さまざまな場面で応用できるので、かなりおすすめです。

まとめ

よくある○○ダイエットは成分などの信憑性のあるデータを見たり聞いたりすることで、そのまま食べているように思えます。

ダイエットは手間をかけることこそ、成功につながるといいてもいいと思います。

体の不調を改善したい方も行動に手間をかけることで、自分を変えていくことができるので、体の不調から遠ざかることができるようになります。

手間のかけ方も、自分のセンスややり方で手間を少なくすることは可能だと思います。

データを自分なりに解釈して自分のものにすることこそ、ダイエットを成功させることの重要な要になるので、是非信頼できるデータを参考に自分で考えてアレンジして、ストレスが少なくダイエットできるように、分析してみてみてくださいね!