アーユルヴェーダとは
インドの伝統医学療法だといわれています。
現代では、予防医学とよばれて、瞑想したり、ヨガやマッサージ、食事療法、などで健康を保つ役割をしていたそうです。
インドといったらカレーかヨガのイメージですよね(笑)
そんな、アーユルヴェーダについて今回はお伝えしていきます。
アーユルヴェーダは深い!
一般的なイメージはオイルを額にドボドボ垂らしている感じだとおもいますが、あれはシロダーラというアーユルヴェーダ療法の一つです。
脳のマッサージをオイルでしてしまう・・・。なんて考えですからね。科学的な目線の日本人はなかなか受け入れにくいかもしれませんが、日本人も本来、そういった考えがあって、おばあちゃんの知恵袋的な発想で、やけどしたらアロエを張っておきなさいって子供のころ言われたことがありませんか?
ちょっと年代的に難しい方もいるかもしれませんが、40歳オーバーの方は確実に知っていると信じています!
そんな感じで日本人もアロエがおうちに必ず植えてある時代もあったのです。
なので、ハーブの力というものを日本人にもたしなみがあったことなのです。
日本人ならお茶
日本人ならお茶ですね。我々日本人も、十分ハーブを嗜んでおります。お茶に含まれる成分はポリフェノールがたっぷり含有されているので、身体の解毒効果や身体本来の機能を高めてくれる成分が入っています。
お茶を含む、ハーブティーの記事は過去のものを参考にしてみて下さい。
ちなみに、ペットボトルのお茶はダメです。
防腐剤がはいっているので、お勧めできません。
お茶は必ず急須で飲むことが必須です。
感覚だけではない作用
こういった、アロマやハーブで大切なことは香りや味わいが
とても大切になります。一見、スピリチュアルなようにも見えますが、それだけではなく、神経伝達による作用に関してはきちんと科学的にも裏付けがあるので、感覚だけの世界でもありません。
ただ、感覚的にも非常に大切なものあります。
感覚を得ることが出来なければ神経伝達系まで届かないということです。
例えば、同じマッサージを受けても、良いと思う人、何も感じない人がいるのですが、そういったバックグラウンドも関係してきます。なので、例えば、ダイエットをしたいと思ってマッサージに行っても、なにも感じなくては効果がなかなか出てきません。
ちなみに私達エステティシャンからは微弱の電磁波が流れています。それを毛根や感覚をとおしてエネルギーが伝わり、新陳代謝を高め、ホルモンバランスを整えることが出来、満足感を得られます。
なので、本来、エステのマッサージはとてもゆったりしたマッサージで、ダイエットも行われるわけなのです。
強いマッサージが好き!という方はこうした、感覚のバランスがくずれているので、まずは感覚を得るためにも、食生活などに気を配る必要があります。
アーユルヴェーダの本質
アーユルヴェーダは「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3要素が私たちの身体の基本にあり、そのバランスで、体質も変わると考えられています。
ちなみにこの3つの要素は「ドーシャ」と呼ばれています。
「ヴァータ」は風・空の性質。性格は風のように変わりやすい。と言われる。遺伝的な要素が強い。日本人に多いタイプと言われています。動きを司どる。体調が乱れると、便秘や冷え性、高血圧になりやすい
「ピッタ」は火・水の性質。文字通り、火のように熱い方です。怒りっぽいのもこのタイプの特徴です。消化器系のトラブルになりやすい。
「カパ」は水と地の性質。基本的にのんびり。幸せそうなタイプ。バランスを崩すと、執着、強欲、頑固で独りよがり、無気力で怠けものにになります。変化に弱いのも特徴です。肥満や糖尿病になりやすい。
これだけで見るといろいろな部分が混ざりあっていてわからないな・・・。と思う方もいるとおもいます
アーユルヴェーダのサロンなどでカウンセリング時にはしっかりとタイプを把握することが出来ますよ。
大切なことは、自分のタイプをしって、自分にあった、食生活、オイル、マッサージを選ぶことです。
ダイエットや体質改善でうまくいかない原因には自分の体質を知らずに始めてしまうこともあります。
うまくいきだすと、自ずと自分の体質もわかってくるようになってきますが、最初は診断テストなどしてもらうのも、有効的だと思います。
アーユルヴェーダの本質はこうして体質を見極めて、その体質にふさわしいオイルを選ぶことで、身体の機能を効率的に目覚めさせることが出来るのです。
ちなみに東洋医学にもまた、気、血、水という身体のバランスを整えて、改善していくという方法があります。
考え方としてはほぼ同じになります。
東洋医学は漢方という形で、最近ではなじみがある存在になっていますね。
まとめ
中国やインドは文明が起きている土地なので、古来からの伝統医学が今も受け継がれています。
その知恵は現代でも生かされている部分がたくさんあり、
最近では西洋医学でもその効果について研究を重ねているという報告もあり、治療薬としても扱われることもあるそうです。
漢方もまた現在はそのように根付いていますよね。
ただ、問題なのは、やはり万人に対応ではないので、治療薬としては普及の難しさはあるのかもしれませんね。
こうした、体質を見極める方法を知ることで、ダイエットや、美容、健康の増進に役立てられると思います!