ダイエットを始めるとどうしても気になるのが体重ですね。

私は体重に関してはあまり振り回されてほしくないな・・・。とおもっていますが、数字という達成感もある程度は必要なので、今回は体重についてお伝えしていきます。

 

 

ダイエットはじめの体重の計り方

体重の計り方について結構知らない方も多いのかな?というイメージです。

特にダイエットのための体重の計り方ならば、体重を管理していくことに始まります。

なので、自分の気が向いた時に計る!なんてやり方をすると自滅していきます。

計るのならば、必ず決まった時に計ることが鉄則です。

それをすることで、初めて体重をコントロールすることにつながるので、計るのならば必ず同じタイミングでということを軸に始めてくださいネ。

計るのを忘れても構いませんが、データとなって出てくるのが、1か月以上先になるので、まずは計ると決めたらとりあえずデータをとっているつもりで計り続けてみてください。

 

計るタイミングとは?

私はあまりできなかったタイプですが、図るのならば、夜寝る前と、朝起きた時。

この2回です。なぜこの2回なのか?ここで、体が痩せていけるかどうかをチェックする為です。

夜寝る前と、朝起きた時の体重の変動が大きければ大きいほどいいです!

なぜなら?

基礎代謝が上がっているということになるのです。

夜の間中、副交感神経による内臓運動が出来ている身体であれば、寝ている間もしっかり基礎代謝はつかわれているので、痩せやすい身体づくりが出来ていることになります。

アプリ管理で大丈夫ですが、毎日続けていれば、体重の折れ線グラフのジグザグが大きくなっていきます。その状態がきちんと続いて、かつ、グラフが下降傾向になっていることで、痩せていると判断できるわけです。

なので、最低でも3か月くらいはそのグラフを付ける必要があるのです。

 

そうはいっても・・・。

はっきり言って、そのグラフも順調に下降線を描くことは基本的にはあまりないと考えます。

なぜなら?

ダイエットの最大の味方であり、敵にも見える生理が存在するからです。

基本的には生理はダイエットの味方です。女性の場合は生理サイクルを利用して痩せることが一番の鉄則になります。

なので、ダイエットは生理があるうちにした方が効果が出やすいのも事実です。

ちなみに敵になるというのは、体重です。今回は体重について記載しているので、体重関連の話になりますが、生理前というのは、ホルモンの働きにより、身体の中の水分を閉じ込める状態になります。体重というのは筋肉と水の増減で反映しやすくなるので、一時的に体重が増える状況を作り出します。

これを知らずに体重を計り続けていると、痩せない・・・。

なんていうネガティブな感情に支配されてしまいますので、生理前に体重が増えることについてはそれほど気にされなくて大丈夫です。

 

体重は急には減らない

先ほどの、体重は水と筋肉で増減するというお話から、基本的に体重はすぐに減らないと考えてください。

体重ばかり減っても筋肉が落ちている、または水分がなくなっているというだけのダイエットなので、その状態は続きません。

一過性の体重落としは、リバウンドと、体質の悪化につながりますので、1か月に落としていい体重は1キロまでと考えてください。最大で1.5キロ許容範囲ですが、1キロを目安にしておけば安心です。0.75キロが理想といわれています。

女性の場合は男性よりも脂肪の量が多いので実は体重の1キロ減であっても脂肪として換算すると結構な量になります。

脂肪の塊1キロと筋肉の塊1キロでは質量の差が3倍くらいにもなります。

なので、正しく痩せていれば、3か月で洋服のサイズはグッと下がるので体重に拘り過ぎる必要はないかと思います。

私が長年ダイエットの現場で女性に痩せたい理由を聞く限り、大抵の答えは

「洋服をきれいに着こなすため」

でした。なので、目的に沿ったダイエットを成功させるのならば、体重管理・・・。ではなくなるはずだと考えています。

 

まとめ

ダイエットで失敗しやすい方は、体重ばかりを気にしている方が多い傾向にあるなと思います。

確かに、数字というのは一番の達成感と目標作りには最適ですが、習慣というものは目に見えるものではありません。

ダイエットの成功には「習慣作り」がカギになってくるので、せっかく取り組んだダイエットが成果を出せるようになるためにも、是非「習慣作り」に目を向けてみてくださいネ!